どうも、NeoアニメギークのK.Gです!
今回は、公道レーシングバトル『頭文字D』(イニシャルD:通称イニD)First Stage第24話を取り上げます。
第24話のタイトルは「赤城の白い彗星!」。
いよいよ高橋涼介と藤原拓海のバトルが迫ってきました😁
ここまでの第1話から23話まででも、涼介が群馬でもトップクラスのドライバーであることは何度も描かれてきました。
しかし第24話では、さらにその「高橋涼介」という存在の大きさが掘り下げられます。
過去の涼介。
現在の涼介。
そして、涼介がストリートにこだわる理由。
さらに拓海とのバトルに向けて、車を仕上げる涼介の姿まで描かれます。
今回はバトルそのものよりも、
「高橋涼介とは一体どれほどの男なのか?」
を徹底的に見せてくる回でした🤭
高橋涼介とのバトルを前に、拓海はいつも通り
いよいよ高橋涼介とのバトルを迎える拓海。
池谷たちは、この一戦を前にして授業も手につかないほど興奮しています。
何しろ相手は、群馬最速とも言われる高橋涼介。
しかも女の子にもモテる。
そんな涼介を相手に、拓海がどう戦うのか。
当然、池谷たちは「何か作戦を考えているんじゃないか」と拓海に聞きます。
しかし、拓海の答えは実に拓海らしいものでした。
拓海は、相手に合わせて作戦を考えることは自分には器用にできないと考えています。
だからこそ、自分が知っている一番速い走り方で走る。
拓海にとっては、
「相手のほうが速ければ負けるし、自分のほうが速ければ勝つ」
という、とてもシンプルな考え方なんですよね。
ものすごくシンプルです🤣
でも、このシンプルさこそ拓海の強さなのかもしれません。
周囲が「高橋涼介」という名前に圧倒されている中で、拓海だけはそこまで相手の肩書きを気にしていない。
自分より速いのか、遅いのか。
拓海にとっては、それだけなんですよね。
3年前の高橋涼介は「赤城の白い彗星」だった
そんな中、池谷たちは3年前の高橋涼介のバトル映像を見ることになります。
そこに映っていたのは、現在の赤城レッドサンズを率いる高橋涼介とは少し違う姿。
当時の涼介は、どのチームにも所属しない一匹狼でした。
そして、すでに「赤城の白い彗星」と呼ばれていた。
コーナーへ突っ込んでいく角度。
その走りを見た池谷たちは、思わず驚きます。
それほどまでに、当時から涼介の走りは別格だったということです。
現在では弟の啓介とともに「高橋兄弟」として知られていますが、池谷にとってはやっぱり「赤城の白い彗星」という名前のほうが涼介には似合う。
この過去の映像によって、涼介が突然強くなったわけではないことが分かります。
涼介は昔から、すでに異次元のドライバーだった😳
そして、その後に自ら優秀なメンバーを集めて作ったのが赤城レッドサンズ。
だからこそ、レッドサンズは単なる仲良しチームとは違う。
その中心にいる涼介の存在そのものが、チームのレベルを引き上げているわけです。
高橋涼介は公道で一度も負けていない?
さらに涼介の評価は続きます。
3年前から群を抜いていた。
その後もジムカーナやサーキットの競技会で連戦連勝。
そして、公道ではいまだ一度も負けたことがない。
さらに周囲からは、
「高橋涼介が本気で走った姿を見た者はいない」
とまで言われています。
どんな相手が来ても、持てる力の半分で勝つ。
そんな不敗神話まで存在している。
いや、ここまで聞かされると、もう怖いですよ(笑)。
今回の第24話は、拓海を強く見せるために涼介を弱く描くのではありません。
むしろ逆。
「高橋涼介って、こんなにヤバい奴なんですよ」
という情報を、周囲の人間の口からどんどん積み上げていく。
その結果、次のバトルへの緊張感がどんどん高まっていきます。
拓海の強さは「もっと速くなりたい」という気持ち
そんな拓海ですが、なつきとの会話では少し違った一面を見せます。
拓海は、自分がもっと上手くなるにはどうすればいいのか。
そんなことを考えるのが気持ちいいと言います。
ここが良いんですよね😊
拓海は「高橋涼介に勝ちたい」と熱く語るわけではない。
「もっと速くなりたい」
「もっと上手くなりたい」
ただ、それを考えること自体が楽しい。
拓海にとって車は、勝利や名声のためだけのものではないんですよね。
そして、なつきも拓海がバトルに勝つことより、まず事故を起こさないことを願っています。
ここでなつきが拓海に伝えるのが、
「負けてもいいけど、事故だけはしないでね」
という言葉。
この言葉には、大切な人が無事でいてほしいという気持ちが素直に表れています。
拓海が純粋に走ることを楽しみ、なつきはそんな拓海の無事を願う。
この関係性も、今回の好きなところです。
プロから誘われても、涼介はストリートを選ぶ
そして、今回かなり興味深かったのが高橋涼介の進路です。
涼介には、プロのレーシングチームからも誘いが来ています。
将来有望な若手ドライバーとして評価され、すぐにでも会いたいと言われるほど。
普通なら、これだけの才能があればプロの世界に進むことを考えそうです。
ところが涼介は断ります。
涼介自身が語るところによれば、自分はプロのレーサーになるつもりはない。
レースの世界にも興味がない。
涼介が魅力を感じているのは、どんな人間でも自由に思う存分走ることができるストリートです。
ジムカーナやサーキットでの経験も、すべてストリートを極めるためのプロセスだと涼介は考えています。
そして今、涼介の関心はただ一つ。
「土曜日のハチロク」
ここで改めて、
「この男は何を目指しているんだろう?」
と思わされます。
プロになれるほどの才能がありながら、なぜストリートにこだわるのか。
第24話では、その理由が完全に説明されるわけではありません。
だからこそ、高橋涼介というキャラクターがさらに謎めいて見える。
個人的には、このあたりはもっと掘り下げてほしかったところです。
高橋涼介のFCは、なぜ馬力を落としたのか?
そして、いよいよ涼介がバトルに向けてFCを仕上げます。
ここがめちゃくちゃ熱い。🔥
今回のセッティングでは、なんとエンジンの出力を約260馬力まで落とします。
それまで350馬力ほどあったわけですから、普通に考えれば、
「なんで遅くするんだ?」
となります。
しかし、ここで涼介が説明します。
「速く走るためには、馬力を下げることもある」
という考え方です。
下りを制するのは、パワーではなくトータルバランス。
この考え方が、すごく高橋涼介らしい。
単純に馬力を上げれば速くなるわけではない。
コーナーをどう曲がるのか。
どれだけ速く進入して、どれだけ速く脱出するのか。
車全体をどう仕上げるのか。
そうした「トータルバランス」で勝負する。
そして涼介自身も、今回のセッティングにはプライドをかけています。
これまで自分が作ってきたFCは、上りでも下りでも速い車を目指してきた。
それなのに今回は、あえてパワーを落とす。
それは涼介にとって屈辱でもある。
それでも負けるわけにはいかない。
だからこそ、涼介から、
「こんな気分にさせる相手に出会えたことが嬉しい」
という言葉が出てくる。
久しぶりに走り屋としての血が騒ぐ。
この涼介、めちゃくちゃ熱いです。
普段の冷静な高橋涼介とは違う、昔の「赤城の白い彗星」が顔を出している感じがします。
「レッドサンズの涼介」ではなく「赤城の白い彗星」
実際、啓介もその変化に気づきます。
パワーを落としたはずなのに、コーナーからの脱出速度が上がっている。
そして、その走りを見た啓介は、
「今のはレッドサンズの高橋涼介じゃない。一匹狼だった頃の赤城の白い彗星、高橋涼介だ」
と感じます。
この一言が今回かなり好きです。
拓海とのバトルによって、涼介自身が昔の自分に戻っていく。
レッドサンズのリーダーとして冷静に戦うのではなく、純粋な「走り屋」としての高橋涼介が出てくる。
つまり今回のバトルは、拓海だけではなく、
涼介にとっても特別な一戦
なんですよね。
店長が「拓海が勝つかもしれない」と考えた理由
そして、決戦を前に池谷たちは拓海の勝利を期待します。
しかし、周囲の評価は圧倒的に涼介有利。
まるで横綱と新入りが戦うようなものだと言われます。
そんな中、店長だけは「拓海が勝つかもしれない」と考える。
その理由を聞かれて、店長が出した答えが、
「拓海がブンタの息子だから」
でした。
これ、ものすごく気になるんですよね。
拓海自身の戦績だけを見れば、すでに啓介や中里毅を破っています。
それでも店長が最後に信じるのは、拓海の父親である藤原文太。
つまり、文太にはそれだけの何かがある。
現在の文太は、酒を飲みながら飄々としているおっさんです(笑)。
でも、昔の文太を知る人間からすれば、
「クレイジー文太の息子」
だからこそ、拓海には何かあるかもしれない。
こういう描き方をされると……
若い頃の文太の走り、見たくなりません? 👀
個人的には、ここまで来ると文太の過去を描いた外伝が見たくなります。
今の飄々とした文太が、若い頃にどんな走りをしていたのか。
ハンドルを握って、どんな顔で峠を攻めていたのか。
めちゃくちゃ見てみたいです。
高橋涼介は、負けたら第一線を退く?
そして最後に、涼介からとんでもない言葉が出ます。
もしストリートで負ける時が来たら、最前線から退く。
つまり、今回の拓海とのバトルに負ければ、涼介は第一線を退くつもりだということ。
ただし、走りそのものをやめるわけではない。
今までとは違う形でチームに関わるという意味での「引退」です。
さらに涼介は、
「いつか俺も誰かに負ける」
と語ります。
そして涼介は、自分がいつか抜かれると思わせた走りをした人間が二人いると話します。
一人は弟の啓介。
そして、もう一人が……
拓海。
ここもシリーズを知っている今だからこそ面白いところですね。
第24話の時点では、
「拓海を、ここまで評価しているのか?」
と思わされます。
でも、それだけ拓海の走りが涼介に何かを感じさせたということでもある。
ここまで積み上げてきた涼介の強さを考えると、この発言によって拓海とのバトルがさらに特別なものに見えてきます。
まとめ:第24話は「高橋涼介の格を最大まで上げる回」
第24話は、いよいよ拓海と涼介のバトル直前。
しかし、実際にやっていることはバトルそのものではありません。
むしろ徹底的に、
「高橋涼介とはどれほどの男なのか」
を描いています。
3年前には「赤城の白い彗星」と呼ばれた一匹狼。
その後、赤城レッドサンズを作り上げたカリスマ。
公道では無敗。
プロからも誘われるほどの才能。
それでもプロには行かず、ストリートを極めようとする。
そして拓海とのバトルのために、あえて馬力を落としてトータルバランスを追求する。
さらには、負ければ最前線から退くとまで宣言する。
ここまでやってくれたら、もう次のバトルが気にならないわけがありません。🔥
一方の拓海は、最後まで「秘策はない」。
自分が知っている一番速い走りで走るだけ。
この対照が面白いんですよね。
巨大な伝説と理論を背負った高橋涼介。
余計なものを背負わず、ただ速く走ることを楽しむ藤原拓海。
いよいよ、この二人がぶつかります。
そして最後に待っているのは、ものすごい数のギャラリーが集まった秋名。
高橋兄弟も揃った。
レッドサンズも揃った。
あとは、最後に拓海が現れるだけ。
第24話は、そんな決戦直前の空気を最高に盛り上げてくれる一話でした。
次はいよいよ高橋涼介との決戦!
ここまで散々その強さを見せつけてきた「赤城の白い彗星」高橋涼介。
対するのは、秋名のハチロクを駆る藤原拓海。
ついに二人のバトルが始まります。
「赤城の白い彗星」VS「秋名のハチロク」。
果たして、拓海は涼介に勝つことができるのか?
続きは第25話「決戦!ラストバトル」で!
