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頭文字D 1st Stage 第23話「雨のダウンヒルバトル」感想・あらすじ

バトル
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どうも、NeoアニメギークのK.Gです!

今回は、公道レーシングバトル『頭文字D』
(イニシャルD:通称イニD)First Stage第23話を取り上げます。

第23話のタイトルは「雨のダウンヒルバトル」。

今回の見どころは、雨の中で行われる藤原拓海とケンタのバトル。

雨という条件なら自分が有利だと考えるケンタに対して、拓海はいつもの調子です。

「雨じゃ飛ばせないから、俺は普通に走るよ」

拓海にとっては、雨だからといって特別に構えるようなことではないんですよね。

速いとか遅いとかも自分ではよく分かっていない。

「車ぶつけたら親父にグーで殴られるからさ」

相変わらず、バトルに対する緊張感があまりない拓海です😅

第23話「雨のダウンヒルバトル」の見どころ

そして、雨の中でバトルがスタート。

ケンタのS14は、やはりハチロクよりパワーがあります。

スタート直後はケンタが前に出て、拓海を引き離していく。

「やっぱりハチロクに登りはきついか」

ケンタはそう考えます。

しかし、ここから先は下り。

しかも秋名の下りです。

ケンタにとっては、ここからが本当の勝負。

「ここから延々と下りコーナーの連続だ。下りになれば無敵のダウンヒラーと言われた、あいつのスーパーテクニックが……」

雨だからといって、拓海の下りの速さが消えるわけではありません。

むしろ今回のバトルでは、雨だからこそ拓海の異常な走行経験が浮き彫りになります。

雨でも速い藤原拓海!毎日の豆腐配達が生んだドライビング

高橋涼介も、今回の雨のバトルについてかなり冷静に分析しています。

「ドライならタイヤのグリップでごまかしてしまうこともできる。だが雨となると、シビアに挙動に現れる。きっちり荷重移動しないと、車は全く言うことを聞かないからな」

雨の中でアクセルを踏み切って走るのは、それだけ難しい。

ちょっとしたミスが大事故につながる。

だから涼介も、

「雨の本当の難しさと怖さを、あの二人、どこまでわかっているかな。興味ある」

と、二人のバトルを見守ります。

すると深井が、

「兄貴が本当に興味あるのは、あいつの方だろ」

と突っ込む。

ここ、いいんですよね😁

涼介が拓海をずっと特別な存在として見ていることが、こういう何気ない会話からも伝わってきます。

そして実際、拓海は雨の中でも走れる。

というより、拓海にとっては雨が特別な条件ではないのかもしれません。

拓海は毎日のように秋名を走ってきた。

豆腐の配達をするために、晴れの日も雨の日も、夜も秋名を走ってきた。

だから拓海本人には「雨が得意」という意識がなくても、雨の路面を走った経験はとてつもなく多い。

これまで何気なく積み重ねてきた豆腐配達が、そのまま拓海のドライビング能力を作っていたんですよね🤔

雨のダウンヒルで拓海のスイッチが入る!

そして、ここから拓海の走りが変わっていきます。

「きた、ハチロクだ」

雨の中でケンタが振り返る。

「信じられねえ。雨の中であんなドリフトが……」

ケンタも雨の中で慎重に車をコントロールしています。

しかし拓海の走りは、明らかに違う。

コーナーに入る前にブレーキを入れ、ステアリングを切る。

車を無理やり動かしているというより、路面と車の動きを感じながら自然にコーナーへ入っていくように見えます。

そして、下りに入ったところで拓海の集中が一気に高まっていく。

最初はいつもの淡々とした表情。

ところが走り込むにつれて、どんどん走りに入り込んでいく。

まるでスイッチが入ったようです。

そして、ケンタのS14の後ろにハチロクが迫る。

少しだけインが空いた瞬間――。

拓海がそこへハチロクの鼻先を突っ込んでいく。

このシーンは圧巻でした🔥

ケンタは必死に逃げている。

ところが拓海は、まるでいつもの秋名を走っているかのようにコーナーへ飛び込んでくる。

「こいつの一つ一つのコーナーを抜けるために、確実に同じスピードで飛び込めない。こいつの何がそんなに違うっていうんだ」

ケンタも、拓海との決定的な違いを感じ始めています。

そして、ついにハチロクがS14を抜き去る。

「抜けやがった。あっけなく抜けちまった」

雨のダウンヒルなら自分が有利。

そう思っていたケンタを、拓海はあっさりと抜いてしまいました。

「86を倒すのに天気は関係ねえ」高橋啓介の言葉が熱い!

この結果を聞いた啓介の言葉も印象的です。

「86は雨でも速いことがわかったな」

すると啓介は、

「やるまでもなくわかっていたことだ。86を倒すのに天気は関係ねえ」

と言います。

これ、めちゃくちゃいいんですよね。

実際に拓海とバトルした啓介だからこそ分かっている。

雨なら有利、晴れなら不利。

そんな単純な話ではない。

86を倒すのに天気は関係ない。

ライバルだからこそ、拓海の本当の速さを理解しているわけです。

そして、次に待っているのが高橋涼介。

いよいよ、ファーストステージ最大のバトルが近づいてきます。

バトル後に見える、走り屋としての拓海の変化

ところが、バトルが終わると第23話の雰囲気は一気に変わります。

ガソリンスタンドで、いつものメンバーが拓海について話しています。

「ともかくこれで拓海は雨の日でもうまいってことが、また一つ証明されたな」

さらに、拓海が以前とは変わってきたことにも気づいています。

「だんだん走り屋らしくなってきてるよな、拓海も」

今回だって、拓海は自分からS14の挑戦を受けた。

走ることに対する気持ちが、少しずつ変わってきているんですよね。

そして、ここで五木の話になります。

雨のダウンヒルでハチロクに乗せてもらった五木。

ところが、助手席ではなくリアシートだった。

「なんでまた?」

と聞かれて、みんなは「五木が隣にいると気が散るからだろ」と考えます。

ところが文太の見立ては違います。

「後ろに人を乗せたのは、少しでもハチロクのトラクションを稼ぐための即席のセッティングだろう」

そして、

「多分、頭でなく感覚でわかってるんだ、拓海には」

この文太の言葉が、かなり重要だと思います。

拓海は、いちいち理屈を考えて車を速くしているわけではない。

車がどう動くのか。

どうすれば少しでも速く走れるのか。

そういうことを、感覚で理解し始めている。

だから文太も、

「まったくどこまで成長するのか、そこが知れないぜ。拓海くん」

と言う。

本当に、拓海がどこまで成長するのか分からない。

ハチロクを磨く拓海に感じた変化

そして、その拓海の変化は、ハチロクに対する態度にも表れています。

バトルの翌日、拓海はハチロクの汚れを気にする。

「なんかが汚れてんな。やっぱ昨日のバトルのせいかな」

そして、ハチロクを洗う。

これ、何気ないシーンなんですけど、私は結構好きです😊

以前の拓海なら、車なんて「タイヤが付いてりゃ車」くらいの感覚だった。

それが今は、自分のハチロクの汚れを気にして、自分で磨いている。

ハチロクが、単に親父から与えられた車ではなくなってきているんですよね。

自分が走るための車。

自分と一緒に走ってきた相棒。

そういう存在に、少しずつ変わってきているように見えます。

拓海の青春は、いつもハチロクと一緒

そして、ここでちょっと面白いことに気づきました。

拓海の青春って、いつもハチロクと一緒なんですよね。

森なつきと初めてキスしたのもハチロクの中。

走り屋として大きく成長していくのもハチロク。

雨の中で壮絶なバトルをするのもハチロク。

そして、車を大切にするようになっていくのもハチロク。

拓海にとって、

彼女ができる。

彼女と初めてキスをする。

走ることに夢中になる。

ライバルと戦う。

自分の車を大切にする。

そういう人生の重要な場面が、全部ハチロクと一緒に進んでいる。

これが『頭文字D』の藤原拓海という主人公の面白いところだと思います。

拓海はハチロクと一緒に青春している。

普通の高校生とは、ちょっと違いますね😆

土屋圭市が登場!文太の過去も見えてくる

さらに今回は、文太の過去を知る人物から電話がかかってきます。

「ずいぶんと話題になってんぜ、お前のとこの息子。結構やるらしいじゃん」

そして話題は、いよいよ高橋涼介とのバトルへ。

「ズバリ聞くな。どっちが勝つと思う?」

そう聞かれた文太は、

「知らねえな。でもやってみなきゃわからねえだろ。そんなの」

と答えます。

この文太の淡々とした感じもいい。

そして、この電話の相手が土屋圭市。

ドリキン土屋圭市本人が登場するという、かなり粋なシーンです。

初めて見たときは、私もすぐには分からなかったんですよね。

声を聞いて、「あれ?」となって、横からの声かけなどで「あ、土屋圭市だ!」と分かった記憶があります。

しかも文太とは昔からの知り合い。

文太にも、拓海にはまだ見えていない「走り屋としての過去」がある。

こういうところも『頭文字D』の面白さですね。

「バトルの先に何があるのか」拓海が考え始めたこと

そして最後。

拓海は高橋涼介とのバトルを前にして、あることを考えています。

「高橋涼介と戦って、勝っても負けても、その先に何があるのかって」

ケンジからは、

「バトルの先に何かなきゃいけねえのか。別に何もなくてもいいだろうが」

と言われます。

確かに、その通りなのかもしれません。

でも拓海自身は、

「自分で自分がどうなっていくのか、わかんねえや」

と話す。

ここが今回、かなり重要なところだと思います。

拓海は、もう以前の拓海ではありません。

最初の頃は、親父に言われるから豆腐を運ぶ。

それでたまたま速かった。

周囲にバトルを仕掛けられる。

そして、なんとなく勝ってしまう。

そんな拓海でした。

でも今は違う。

自分からS14の挑戦を受ける。

走ることそのものに興味を持つ。

もっと走りたいと思う。

車を大切にする。

そして、高橋涼介と戦った「その先」を考え始める。

つまり、「走らされていた拓海」から「自分から走りたい拓海」へ変わり始めている。

まだ高校生です。

自分がこの先どうなるのかなんて、分からなくて当然。

だからこそ、

「自分で自分がどうなっていくのか、わかんねえや」

という言葉が、妙にリアルなんですよね。

第23話「雨のダウンヒルバトル」感想

第23話は、前半の雨のダウンヒルバトルがかなり熱い。

ケンタが雨を武器にして挑んできたのに、拓海はその雨すらものともせず、秋名の下りで一気に追い上げる。

そして、

「86を倒すのに天気は関係ねえ」

という啓介の言葉が、その実力を端的に表しています🔥

一方で、バトルが終わったあとは、いつもの日常へ戻っていく。

その中で、拓海が少しずつ変わっていることが描かれる。

派手なバトルだけを見れば、少しトーンダウンした回に感じるかもしれません。

でも、私はこの第23話は、高橋涼介との決戦を前に、拓海がどこまで来たのかを確認する回だったのかなと思います。

「走らされていた拓海」から「自分から走りたい拓海」へ。

そして、自分自身がこの先どうなっていくのかを考え始めた拓海。

そんな拓海の前に、いよいよ高橋涼介が立ちます。

次はいよいよ、First Stage最大のバトルです😏

次回は第24話「赤城の白い彗星!」

高橋涼介との決戦を目前に、かつて「赤城の白い彗星」と呼ばれた涼介の過去と、その圧倒的な実力が明らかになっていきます。

藤原拓海 vs 高橋涼介。

いよいよ、このバトルが始まる!

👉 頭文字D 1st Stage 第24話「赤城の白い彗星!」感想・あらすじ

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