どうも、K.Gです!
今回は、公道レーシングバトル頭文字D (イニシャルD:通称イニD)
First Stage17話目 ”サドンデス・デスマッチ” を取り上げます。
『頭文字D First Stage』第17話は、いよいよ始まる碓氷峠バトルを前にした、
それぞれの想いが描かれた人間模様が面白い回です。
今回の見どころは、
①拓海をバトルに巻き込んでしまった池谷の後悔
②最後の一戦にすべてを賭ける真子と沙雪の意気込み
③勝ち負けより「知らない峠を走ってみたい」という拓海のドライバーとしての好奇心
イニDって何?、イニD 1st Stageのあらすじが知りたいという方は以下のページをご覧ください。

見どころ
今回は、
1️⃣ 拓海をバトルに巻き込んでしまった池谷の後悔
2️⃣ 最後の一戦にすべてを賭ける真子と沙雪の意気込み
3️⃣ 勝ち負けより「知らない峠を走ってみたい」という拓海のドライバーとしての好奇心
が見どころです😉
第17話の最後には、ハチロクとハチゴーをめぐる藤原家らしい一幕も🤭
池谷や立花祐一が拓海の遠征を心配する一方で、文太はあまりにもあっけらかん。
このあたりを見ると、拓海の能天気なまでのマイペースさは、どうやら父親譲りだったようです(笑)。それでは、見ていきましょう!👍
”先方には俺と池谷で話しつけてくるから、お前次のインターで戻れ”(健二)、”そうしてくれ、悪かった拓海”(池谷浩一郎)
真子は、池谷に対して頭を下げます。
走り屋をやめるつもりでいて、その最後の思い出として、秋名のハチロクと碓氷峠でバトルしたい。
そのために、池谷から拓海に話をつけてもらおうとします。
池谷は、真子に協力することを約束し、拓海に碓氷峠でバトルしてもらえないかと伝えます。
この話を聞いた拓海は反感を覚え、一度は、”そこまで先輩がやることないですよ!”と言いますが、
池谷の言葉に折れ、バトルを受けることを決めます。
しかし、健二は今回のバトルにはかなり否定的です。
拓海は碓氷峠を走った経験がなく、相手は碓氷最速のシルエイティ、拓海をどう考えても条件は厳しい。しかも、ここまで「秋名のハチロク」として知られるようになった拓海を、そんな無理なバトルに送り出していいのか。お前、拓海とハチロクに大事なところで助けてもらったこと忘れたのか、秋名のハチロクは俺たちの誇りなんだ!こんなことやめようぜと投げ掛けます。
健二の言葉に心動かされ、池谷は自分の行いを悔いて、拓海にバトルをやめようと説得します。
ここで面白いのが、池谷が「自分のために拓海を使ってしまった」ことを自覚しているところです。
真子と出会って舞い上がっていた池谷ですが、いざ話が具体的になってくると、
「俺は拓海に何をさせようとしているんだ?」
という気持ちが出てくる。
しかも、拓海が怒ったことで、その後悔がさらに大きくなります。
池谷は拓海の実力を誰よりも知っています。
だからこそ、
「勝てるかもしれない」ではなく「危険な目に遭わせるかもしれない」
という心配が出てくる。
これは、単なる恋愛絡みのドタバタではありません。
池谷にとって拓海は、後輩であり、同じスタンドで働く仲間であり、そして自分たちのチームに現れたとんでもない才能です。
その拓海を、自分の恋愛のために利用してしまった。
そこに池谷の良心が引っかかっているんですよね🥺
そして、この池谷の後悔があるからこそ、この後で発せられる拓海の言葉が効いてきます。
”私と紗雪がこの2年間続けてきたことがどれだけのものだったか、それを最後のバトルで試してみたいの”(佐藤真子)
真子と沙雪も、このバトルを軽い気持ちで考えているわけではありません。
真子にとって今回のバトルは、走り屋としての最後の一戦。
だからこそ、相手が秋名のハチロクであっても負けるわけにはいきません。
沙雪も真子のパートナーとして、この勝負に本気です。
シルエイティを操る真子と、その走りを支える沙雪。
2人にとっては、これまで積み上げてきた碓氷での走りの集大成ともいえるバトルになります。
ここは、真子と沙雪の関係がよく出ています。
真子だけが「最後だから」という気持ちを抱えているわけではありません。
沙雪も、真子と一緒に走ってきた相棒として、この一戦に向き合っています。
だからこそ、
”碓氷峠でやるからには、相手が誰であろうと負けは許されないから”
”相手が秋名のハチロクでもね”
と互いに勝利を決意します。ここが、メチャクチャ熱い!この2人も走り屋のプライドが素敵です😊
走り屋に性別は関係ない、峠でステアリングを握るなら、
勝ちにこだわるという強い意志が顕れています。
この2人の姿勢には、頭文字Dのキャラクター達のバックボーンにある精神が、
よく表現されていると思います。
一方で、拓海側からすれば、これはあくまで初めて走る峠。
ここに、かなり大きな温度差があります。
真子と沙雪にとっては「これまでの集大成」。
拓海にとっては「初めて走る峠」。
同じバトルなのに、3人の立場がまったく違うんです。
そして、この温度差が第18話以降のバトルにもつながっていくんですよね🤔
”健二先輩。俺、戻る気ないっすよ”、”勝ち負けは俺には関係ないですよ”(藤原拓海)
池谷や健二は、拓海を碓氷へ行かせることに不安を感じています。
相手は強い。コースも知らない。しかも、秋名のハチロクとしての評判まで背負っている。
ところが、拓海本人の考えは少し違いました。
拓海は、
”俺は走りたいから行くんです。これは自分の意思です。引き返すつもりはないですよ ”
という意思をはっきり示します。また、秋名のハチロクという評判も大事にするようにと
健二に諭されますが、
拓海は、そういうのは苦手でむしろ、壊れてしまえば良いと言います。
さらに、
”初めて走る峠を思いっきり攻めてみたいだけだから”
という気持ちを口にします。
ここで少し車の話を🧐
ここが第17話の一番重要なところだと思います。
拓海は、別に「真子に勝ちたい」わけではありません。
池谷のために仕方なく走るわけでもない。
ましてや「秋名のハチロク」という看板を守るためでもない。
単純に、
「この峠を走ってみたい」
なんです。
これまでの拓海は、どちらかというと周囲からバトルを持ちかけられ、それに応じてきた側でした。
ところが今回は違います。
シルエイティの走りを見たことで、拓海自身の中に、
「自分もこの峠を走ってみたい」
という興味が生まれている。
つまり、第17話は拓海が「走らされる側」から、少しずつ自分から走りたがるドライバーへ変わっていく瞬間でもあります。
しかも、拓海らしいのが勝敗への執着の薄さ。
健二から「勝ち目がない」と言われても、拓海はそこをあまり気にしません。
「勝ち負けは俺には関係ない」。
この発想、普通のバトル漫画の主人公ならかなり変わっています(笑)。
でも拓海にとっては、走ることそのものが面白くなってきたということなんでしょうね☺️
感想
第17話は、バトル前の人間模様が面白い回でした😁
池谷は拓海を巻き込んだことを後悔し、真子と沙雪は最後の一戦に気合い十分。
そんな中、拓海だけは、
「知らない峠を走ってみたい」
と、勝ち負けよりも走ることへの興味が強いんですよね。
このあたりを見ると、拓海も少しずつ「走らされる側」から「自分から走りたいドライバー」になってきた感じがします🤔
また、周りが騒ぐのに、本人はどこ吹く風というキャラクターも拓海の大きな魅力の一つですよね😊
拓海のこのマイペースさは、やっぱり文太譲りなのかもしれません😆
いよいよ碓氷峠でのバトルが始まります。
真子と沙雪の集大成に、拓海がどう挑むのか楽しみですね😁
おまけ ハチロクがハチゴーに化ける(笑)
碓氷峠へ向かうことになった拓海たち。
ところが、ここで『頭文字D』らしい事件が発生します。
拓海たちはハチロクで碓氷へ向かうため、イツキのハチゴーを代わりに置いていくという大胆な作戦を実行。
つまり、
ハチロクを借りる代わりに、ハチゴーを置いていく。
しかも、ほぼ置き逃げです(笑)。
そして、これを見た文太が、
”ハチロクがハチゴーに化けやがった……!?”
という反応をするのが最高。
第17話には、このハチロクとハチゴーを入れ替えるコミカルな場面が実際に描かれています。
ここで対照的なのが、立花祐一と文太。
祐一は拓海が碓氷まで遠征することを気にしている。
池谷も拓海を危険なバトルに巻き込んだことを気にしている。
ところが文太は――
”碓氷峠にバトルに行ったぁ……、あっそぉ”
くらいの温度感。
息子が初めての峠へ遠征しようとしているのに、父親があまりにもあっさりしています。
この親子、やっぱり似ています。
拓海が、
「勝てるかどうかより、走ってみたい」
と考えるのも、
文太が、
「まあ、好きに走ってこい」
くらいの感覚なのも、根っこの部分では同じ。
拓海の能天気さ、どうやら父親譲りですかね(笑)
次回はいよいよ碓氷峠バトル。
真子と沙雪の集大成に、拓海がどう挑むのか楽しみです!😉
