PR

頭文字D 1st Stage 第19話「決着!スーパードリフト」※ネタバレ注意 

頭文字D First Stage 第19話 決着!スーパードリフト」 バトル
記事内に広告が含まれています。

どうも、K.Gです!
今回は、公道レーシングバトル頭文字D (イニシャルD:通称イニD)
First Stage19話目 ”決着!スーパードリフト” を取り上げます。

『頭文字D First Stage』第19話は、
碓氷峠で続いてきた藤原拓海とインパクトブルーのバトルが、ついに決着する回です。
インパクトブルーとのバトルの後味の爽やかさは、
頭文字Dの中でも指折りですよ😉

今回の見どころは、
①真子と沙雪、言い合いの末に吹っ切れて走りが鋭くなる
②鋭さと危うさのバランスが崩れる
③紙一重の回避! そして、負けても最高の充実感を得たインパクトブルー


イニDって何?、イニD 1st Stageのあらすじが知りたいという方は以下のページをご覧ください。

頭文字D 1st Stage 1話 「究極のとうふ屋ドリフト」※ネタバレ注意
頭文字D 1st Stage第1話の見どころを高橋啓介と拓海のバトル中心に紹介!

見どころ

今回は、
1️⃣ 真子と沙雪、言い合いの末に吹っ切れて走りが鋭くなる

2️⃣ 鋭さと危うさのバランスが崩れる

3️⃣ 紙一重の回避! そして、負けても最高の充実感を得たインパクトブルー
が見どころです😉

第19話は、勝敗だけを見ると拓海の勝利。でも、

それ以上に負けたインパクトブルーが、なぜこんなにも晴れやかな表情をしているのかということ。

勝敗以上に、真子と沙雪にとっては、それ以上のものを取り戻したバトルだったと思います😁

それでは、見ていきましょう!👍

”意識を後ろにばっかり向けてて、早く走れるわけないよ”、”もうバックミラーなんて、2度と見ない”(佐藤真子)

C-121コーナーを抜けたインパクトブルーの後ろには、まだハチロクが食らいついています。
しかも拓海は、真子たちが熟知している碓氷峠を初めて走っているにもかかわらず、C-121をほぼ完璧なラインで抜けてきました。
その走りを見た沙雪は、さすがに勝利への自信を失いかけます。
しかし真子は違います。
このレースを最後のバトルと決めていた真子にとって、ここで諦めることはできません。
「ハチロクは怪物だ」と弱気になる沙雪を、真子は強い言葉で叱咤。
さらには、助手席の沙雪を「お荷物」とまで言ってしまいます。
これには沙雪も怒ります。そして、そこから沙雪が再びナビゲーションに集中。
インパクトブルーは、もう一度ハチロクを引き離すためにペースを上げていきます。
ハチロクを意識し過ぎて固くなっていた真子も後ろを走るハチロクを気にせず、
自分の走りに集中することを決意します。

ここが第19話のかなり重要なポイントです。

インパクトブルーは、単純に「真子が速い」「沙雪がナビをする」という二人ではありません。

二人の精神状態そのものが、車の速さに直結しているコンビなんですよね🤔

沙雪はナビゲーターとして、障害物、対向車、ブレーキングポイントなどを真子に伝える役割を担っています。つまり、真子がアクセルとステアリングに集中できるように、沙雪が「先の道路」を見ている。

ところがC-121で拓海が完璧なラインを通したことで、沙雪の中に「もう勝てない」という気持ちが生まれる。

これは単なる弱気ではありません。

自分たちが何年も走り込んできたホームコースで、初見のハチロクに追いつかれている。

しかも、そのハチロクはC-121の難しいラインまでコピーしてきた。

だからこそ、沙雪が「もう無理だ」と思ってしまうのも自然です。

しかし、真子はそこで止まりません。

「これが最後のレースだから、最後までやらなければ納得できない」

この気持ちが沙雪をもう一度、戦う側へ引き戻します。

そして面白いのが、その直後からのインパクトブルーです。

真子だけが頑張るのではなく、沙雪のナビゲーションも再び鋭さを取り戻す。

「対向車なし」「ここで行く」「次のコーナーへ入る」――。

二人の呼吸が戻ることで、シルエイティのペースも一段上がっていきます。実際、第19話では沙雪が再び積極的に指示を出し、真子がそれに合わせて高速でコーナーへ飛び込んでいきます。

ここで見えてくるのが、インパクトブルーの本当の強さです😊

一人の天才ドライバーが速いのではない。

真子が限界まで攻め、沙雪がその先の道路を読む。

その二人が噛み合ったとき、シルエイティはものすごい速度で碓氷を駆け抜ける。

だから拓海も、簡単には追いつけません。

むしろ一度は、

「これ以上いったら自分の限界を超える」

と感じるほど追い込まれています。

第19話前半のインパクトブルーは、負ける直前なのに、実は二人のコンビとして最高の状態に近づいているんですよね。


”やっば、すげぇ突っ込みぃ。またペースが上がってきている。これ以上行かれたら、こっちはもう限界超えちまう”(藤原拓海)

ハチロクを振り切るため、真子はさらにペースを上げていきます。
そのとき沙雪は、真子の走りに異変を感じ始めます。
本来、速い走りでもドライバーはわずかな安全マージンを残します。
ブレーキングからターンインにかけてはタイヤに少し余力を残し、コーナー出口でそのグリップを最大限に使う。
しかし、今の真子にはその余力がほとんどありません。
真子自身は、ハイテンションになっていることで、そのことに気づいていません。
沙雪はそれに気づきます。
――言うべき?
――それとも、黙っているべき?
ナビゲーターとしては、当然伝えるべきことです。
それでも沙雪は、言葉を飲み込みます。
”こんなにいい走りをしている真子に、水を差すようなことは言えない”
そう決めたからです。
真子を信じて、走りを任せる。
ますます鋭さを増すシルエイティに対し、拓海は限界が近づいていきます。
これ以上はキツイ。拓海の額に汗が光ります。
真子はスピードを上げ、さらに深くコーナーへ突っ込みます。
一方、拓海は、コーナー手前の一瞬の判断でスピードを落とします。
その挙動を不審に思った紗雪ですが、
ギリギリのコントロールを超えてしまいシルエイティは限界を超え、
スピンしてしまいます――。

このシーン、少し切ない場面かもしれません😰

沙雪は「ナビとして失敗した」のではなく、真子を信じたからこそ言えなかったんですよね。

これまでの二人なら、危険な状況では沙雪が即座に声を出していた。

ところが、このときの真子は明らかに違う。

ハチロクに追われることで集中力が極限まで高まり、走りそのものが研ぎ澄まされている。

沙雪から見ても、今までにないほど凄い走りです😥

だからこそ、

”危ないよ”

と言えない。

ここには、ナビゲーターとしての判断と、親友として真子の走りを見届けたい気持ちとの衝突があります。

そして、さらに皮肉なのが、真子自身もこの時点では危険な領域に入ったことを自覚していないこと。

「速く走ろう」と意識的に無茶をしているというより、ハチロクとのバトルに完全に入り込み、気がつけば安全マージンを使い切っている。

つまり、

真子の最高の走りと、真子の危険な走りが、ほとんど同じ場所に存在している。

ここが第19話で示される怖さとも言えます😥

沙雪が再び戦意を取り戻したことで、インパクトブルーは速くなった。

しかし、速くなりすぎた。

そして拓海も、シルエイティの異変に気づきます。

真子が次のコーナーへ猛烈な勢いで突っ込んでいくのを見た拓海は、あえて少しペースを落とす。

その直後、真子はコーナーを曲がりきれず、シルエイティがスピンします。

ここで拓海が無理に追いつこうとしなかったことも重要です。

勝つためにアクセルを踏むだけではなく、相手の限界を感じ取って一瞬引く。

それが、次の回避につながります。

”私らの完敗だよ。すごいよね、憎たらしいくらい余裕じゃん、あいつ”(紗雪)

スピンしたシルエイティは、道路を塞ぐような形で停止。
そこへハチロクが迫ります。
このままでは衝突――。
しかし拓海は、シルエイティの横にわずかに残されたスペースを見つけ、紙一重でかわします。
そのままバトルは終了。
インパクトブルーの敗北が決まります。
ところが、真子と沙雪の表情には悔しさだけではありません。
むしろ二人は、どこか晴れやかな表情を浮かべています。
真子は、負けたにもかかわらず「凄く充実感がある」と話します。
そして、走り始めた頃に感じていた、夜が明けるまで夢中で走っていた「あの頃のワクワク」を思い出したと語ります。
沙雪も、最後のコーナーまでは真子が今まで見たことのないほど素晴らしい走りをしていたと認めます。
そして、
”これからのことは、真子の好きなようにしていい”
と伝えます。
真子は沙雪に感謝。
沙雪は湿っぽくなることを嫌がりながらも、最高のバトルができたことを喜びます。

ここで、このバトルの意味が一気に変わります。

普通なら、

「真子がスピンして拓海が勝った」

で終わる話です。

でも、それでは第19話の後半にある二人の表情を説明できません。

真子は負けたのに、満たされている。

なぜか。

それは、このバトルによって「走ることが楽しかった頃の自分」を取り戻したからです。

真子は、このバトルを最後に走りをやめようとしていました。

ところが、拓海という強敵と真正面から走ったことで、忘れていた感覚が戻ってきた。

速くなりたい。

もっと走りたい。

限界まで車を操りたい。

夜が明けるまで走り続けていた、あの頃の純粋な気持ち。

真子が取り戻したのは、勝利ではなく、走る理由そのものだったんですね😊

そして沙雪も、それを理解しています。

だから「負けたから終わり」ではありません。

むしろ、

”こんな走りができたなら、もう真子の好きなようにしていい”

と背中を押す。

ここには、二人の長い付き合いが感じられます。

真子がドライバー。

沙雪がナビ。

でも本当は、二人で一台のシルエイティを走らせてきた。

今回の敗北は、その二人が最後にもう一度、最高のバトルをできたという意味でもあります。

だから二人にとっては、負けなのに充実している。

「最高のバトルができた」

それが何より大きかったんですね😌

そして、この第19話を境に、真子の物語は「恋」と「走り」の両方で次の段階へ進んでいくことになります。

感想

第19話は、拓海の勝利だけを取り出すと、少しもったいない回です。

本当に面白いのは、インパクトブルーが負けるまでの過程。

C-121で拓海に追いつかれる。

沙雪が弱気になる。

真子が叱咤する。

沙雪が再びナビとして燃え上がる。

シルエイティのペースが上がる。

真子が安全マージンを失う。

そして最後にスピンする。

この流れを見ると、スピンは突然起きた事故ではありません。

二人の走りが極限まで研ぎ澄まされた、その延長線上に起きた出来事なんですよね🤔

だからこそ、負けた後の二人には悔しさだけではなく、充実感が残る。

拓海にとっても、このバトルは重要でした。

秋名ではない、初めて走る碓氷峠。

しかも相手は、このコースを知り尽くしたインパクトブルー。

それでも拓海は、真子たちの走りを見ながらラインを学び、その場で自分の走りに取り込んでいきました。第18話では、拓海がC-121を含む碓氷の難所で真子たちのラインを追いながら適応していく様子が描かれています。

そして第19話では、その適応力がついに勝利へつながる。

「知らない峠でも、その場で学習して追いついてしまう」

という拓海の異質な強さが、かなりはっきり見えるバトルでした。

一方で、インパクトブルーも決して格下ではありません。

むしろ、ホームコースという強烈なアドバンテージを持った二人が、初見の拓海を最後まで引き離せなかった。

だから沙雪が言うように、彼女たちにとっては「負け」以上に、最高の相手と最高の走りをできた一戦だったのでしょう。

碓氷峠編、これにて決着です😉

おまけ 池谷と真子の甘酸っぱい夏は……

スタート地点では池谷が真子のことを考えていました。

健二にもそれを見抜かれており、バトルが終わったら真子に声を掛けろと背中を押されています。

池谷自身も、真子に惹かれている。

そして真子も、池谷に対して好意を持っています。

だからこそ、第19話の裏側には、もう一つの「まだ始まっていない物語」が流れています。

今後の話を思えば、第19話で池谷がぼんやり真子を思い浮かべている姿を見ると、

「池谷先輩この夏、あと少しだけ勇気があれば――」🥺

と悔やまれます😭

真子はバトルを終えて、昔の純粋な走りへの気持ちを取り戻しました。

池谷は、彼女のために一歩踏み出せるのか。

この答えは、次の第20話から少しずつ見えてきます。

次回 碓氷峠のバトル、その後に待っていたもの

第19話では、拓海とインパクトブルーのバトルがついに決着しました。

真子と沙雪は、ハチロクを相手に最後まで最高の走りを見せます。

結果は拓海の勝利。

それでも真子にとっては、忘れていた「走ることの楽しさ」を取り戻す、特別なバトルになりました。

そして、もう一人。

このバトルの行方を気にしていたのが、池谷です。

真子からバトルのお礼をしたいと言われ、すっかり舞い上がってしまう池谷。

真子もまた、池谷に会うために待っています。

ところが――。

池谷は、真子が高橋涼介に憧れていることを知り、自分には勝ち目がないと思い込んでしまいます。

果たして池谷は、真子の待つ場所へ向かうことができるのでしょうか?

そして、真子の気持ちは池谷に届くのでしょうか?

👉 次回、第20話「ジ・エンド・オブ・サマー」はこちら!

「碓氷峠のバトルは終わった――でも、池谷の恋はまだ終わっていない。」

最高の走りを終えた真子を待っていたのは、もう一つの夏の物語。

二人の距離は、ここで近づくのか、それとも――。


タイトルとURLをコピーしました