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頭文字D 1st Stage 6話目「 新たなる挑戦者」※ネタバレ注意

Initial D First Stage Ep6 バトル
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どうも、K.Gです!
今回は、公道レーシングバトル頭文字D (イニシャルD:通称イニD)
First Stage6話目 ”新たなる挑戦者” を取り上げます。
イニDって何?、イニD 1st Stageのあらすじが知りたいという方は以下のページをご覧ください。

第6話 見どころ

Initial D First Stage Ep6
©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画

今回は、
①ライバルたちのヒートアップ、
②中里の過去深掘り(ドライバーのテクニックVS車のパワー)、
③拓海の速さの秘密の公開(テクニックVSパワー)、
④拓海の運転に対する気持ちの変化
が見どころの回です😉

第6回では、
”車のパワー”と”ドライバーのテクニック”はどちらが早く走るのに重要なのかを
登場人物たちが語り合っててくれますし、
なぜ第5話の拓海のAE86の速さに秘密についても解説してくれます。

第5話から主人公藤原拓海の走りに対する心境の変化が変化してきていますが、
今回は、さらに決定的な感想を述べていますよ😁

それでは、取り上げていきましょう!

Initial D First Stage Ep6 FC & R32
©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画

”ロータリーなんざ32の敵じゃねぇってことを思い知らせてやる!!”(中里毅)

秋名の下りをFCで攻める高橋涼介。その後ろを黒いR32が追走し、
2台はドッグファイトをスタート。
中里は、涼介のテクニックに対抗できるR32に自信を強める。

突如、FCがハザードを点灯させ道を譲ったため、中里もR32を道の脇に止め、
高橋涼介と中里毅が初めて対面する。

2人の相対する様子には、キャラクターが違いが存分に表現されています。
静の高橋涼介VS動の中里毅とでも言えば良いのでしょうか!?🤭
冷静かつ率直な物言いで少し皮肉屋な涼介に対し、
感情とテンションを爆上げさせて声を荒げる中里。

このシーン涼介ももちろん、かっこ良い!
強キャラですし、男前で冷静沈着。
”あの86に勝てるのは俺だけさ。”とか、さらりと言っても違和感無し。
R32と少し走っただけで馬力まで言い当ててしまう分析力は神レベルです😅

でも、私は中里の熱いところが好きですねぇ😙
86には自分しか勝てないと言った涼介に対し、
”ざけんなよ!!”
と噛み付くのも最高です。
中里は、R32に誇りを持っていて、FCでさえ時代遅れだと言い放つくらいです。
ましてや、さらに時代遅れの秋名の86にR32が劣るはずはないと自負しています。
プライドがあるからこそ、涼介の言葉をスルーできず許せないのです。

中里を見ていると、”そこまでR32に入れ込むのかよ!”と驚いてしまいますが、
この後、彼がなぜR32にこだわるのかがしっかり描かれています。

Initial D First Stage Ep6 Takeshi Nakazato
©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画

”妙義山切っての下りの走り屋と言われた俺が、ドリフトもできねぇ32に負けるなんて…”(中里毅)

S13シルビアのステアリングを握り果敢にドリフト走行でコーナーを攻める中里。
彼の焦りとと裏腹に前を走る白いR32は余裕すら感じさせるドライビングで次々にコーナーをクリアしていく。
ここぞと、直線でアクセル全開でR32に食い下がろうとする中里だったが、
抜き去ろうとした瞬間…。
無情にもスピードオーバーで曲がり切れずガードレールに横っ腹をぶつけてスピンしてしまう。

悔しさが痛いほどに伝わってくる回想シーンです😢
中里は、S13に乗った妙義で最速の下のスペシャリストだったんですね。
そんな彼が自信を持って挑んだR32へのダウンヒル。
当時の中里は、
”ドリフトもできねぇ32なんて、俺のS13の敵じゃねぇ!!”と
きっと口にしたことでしょう。
ですが、R32が化け物だった💦
R32という車は、下手くそでも速く走れてしまうドライバーを問わない車ということです。
私は”R32、反則かよ!”😳って思っちゃいました笑。

そして、この回想シーンによって、
ようやく中里がグリップ走行にこだわる理由がわかるんですね😄
彼は、
自分はドリフトの腕は確かだったのに、ドリフトできないR32に勝てなかった。
だったら、腕は確かな自分がR32に乗れば最強だ。
こんな風に考えて、S13を捨て、R32に乗り換えたんじゃないでしょうか。

でもでも、この回想シーンは、
この後のエピソードで色々考えさせられるシーンでもあるんです🤭
ちょいバレしますが、拓海のテクニックに比べれば中里が少し青かったのかなぁ…。なんて笑。

”親父は紙コップの中で水を回せってよく言ってました”(藤原拓海)

自身の運転歴について仲間に語る拓海。中学生から父親の豆腐の配達を手伝い5年間のドライブ歴は池谷にも負けていなかった。
当初こそ下りに恐怖を感じたが、半年で恐怖心がなくなり、さらに半年でドリフトをマスターし、調子が良いときにはガードレールと1cmくらいまで接近できると言う。
一同を驚かせたのは、
積んだ豆腐を痛めないために紙コップに水を入れ、
その水をこぼさないように運転するという課題をこなして秋名山を上っているという事実だった。

拓海のドライビングテクニックについて納得のいく説明がなされるシーンです。
色々おかしな設定がちらほらと暴露されます笑。

・1年で秋名の下りのドリフトをマスターする。
・ガードレールまでの距離1cmまでドリフトで攻められる。
・豆腐を壊さないで上りのドリフトを決める。
・紙コップの水をこぼさないでドリフトをする。

よく考えれば、
”5年の運転歴で峠の下りを時速100km超で下れるのかよっ!?”🤣
って思ってしまいますが、それが藤原拓海ってことです。
ガソリンスタンドオーナー立花祐一が驚きながら言った。
”こいつはただの山の走り屋で終わるスケールじゃねぇぞ”
これが、どんな展開に繋がっていくのかは、これからのお楽しみですね😉

Initial D First Stage Ep6 The Secret of Drifting
©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画

余談ですが、第6話までにたびたびキャラクターたちの会話に登場してくるのが、
ドリフトキングことドリキン土屋圭一氏です。
土屋氏は、頭文字Dでは監修を務めています。※監修は専門的な立場から助言してくれる
きっと、ダウンヒルのバトルシーンでの細かい車の動きや音にドリキンの貴重なアドバイスが
活かされているのでしょう🤭
頭文字Dでドリキンが車の運転で重要だ言っていたと紹介されるキーワードが”荷重移動”です。
荷重移動は平たく言えば、4つのタイヤに掛かる重さをコントロールすることです。

”走ることがが楽しくなってきた”(藤原拓海)

第6話も終盤に近づき、親友の樹と会話する中で車を走らせることに楽しさを見出す拓海。
あれほど、クールで淡々とステアリングを握っていた拓海が嘘のようです🥹
これには、第4、5話でたくさんのギャラリーに観られながら秋名山の下りで高橋啓介とバトルをしたことも関係しています。
拓海は、自身の走りを秋名スピードスターズの仲間が自分のことのように喜んでくれたことで、
車を走らせることで誰かに喜んでもらえるという発見し、充実感を覚えたようです。
このシーンは、心なしか表情が緩み、穏やかで好青年な藤原拓海が拝めます。本当に尊い😄

頭文字Dは1st~Final Stageまで全5ステージと映画作品も多数ありますが、
天才ドライバー藤原拓海が走る楽しみに目覚めるという大変貴重な回を目撃できるのは、
この1st Stageの第6話だけだと言っても言い過ぎではありません。
この回を見逃すと、少しボケっとしたあまり運転が好きではないという青年からの脱皮を
見る機会はないので、是非、その目で確かめていただきたいと思います🤭

感想

頭文字Dの1st Stage 6話目は、次のバトルの準備回と言うことができます。
バトルがないため一見退屈に見えるのですが、
ライバルが今のドライブスタイルになった経緯の深掘り、主人公拓海の速さの秘密など、
物語に深みをもたらしてくれる理論付けが楽しめる回です。
私は第6話を観て、
頭文字DはパワーVSテクニックの公道バトルを通じて主人公藤原拓海が成長していく物語だと
思うようになりました(1st Stageでは、特に。)
中里毅はR32GTRへの信頼がとにかく厚く、
このゴリゴリの車のスペック推しキャラクターの登場が、
拓海のスーパーテクニシャンの部分を引き立ててくれています😁
中里毅は、黒のR32とテーマソングで抜群の存在感を放っていて、
”こんなに派手なキャラをライバルの3人目に持ってくるなんて、
本当に頭文字Dは、贅澤(ぜいたく)だなぁ😳”
と感心してしまいます。
(1人目:高橋啓介、2人目:高橋涼介、3人目:中里毅 ※登場順)

中里毅がなぜR32に乗ったのかを知れば、
マシンの性能があるならば、グリップ走行が最速。 
※頭文字Dのグリップ走行という語句は、ドリフトを使わない走行という意味で用いられます
という感じるのも納得がいきます。
”でも、それだったら、みんなR32に乗れば良いし、上手い下手はどこに現れるのだろう?🤔”
と私は思ってしまいました😅
その答えを次回以降の物語で示してくれるはずです笑。(少し、こじ付けすぎでしょうか?💦)

話は変わりますが、
高橋兄弟、中里毅といったライバル等やスピードスターズの仲間達も本当に走りに熱い❗️
それに対して、どこか抜けた様子の主人公藤原拓海の様子は、本当に対照的です。
タイプの違うライバルとのバトルに巻き込まれ、仲間達に頼りにされる中で変わっていく主人公。
キャラクター達がやり取りする中で影響し合うところも頭文字Dの魅力です😌
それではまた。

おまけ 新たなる伝説 ”池谷先輩コーナー3つで失神事件!”

第6話では、この後、何度か登場する池谷先輩コーナー3つで失神事件が登場します。
前回の第5話では、拓海の激走に感動を覚えた池谷が仲間の健二と盛り上がり、
”一度で良いから横に乗せてもらって、全開で秋名の下りを攻めてもらいたいって思わないか?”
と話すシーンがあります。
念願が叶って、拓海が秋名山を下るとき86の助手席に乗せてもらい、事件が起きます。

Initial D First Stage Ep6 Koichiro Iketani
©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画

池谷は、向上心が高く尊いのですが、少し軟弱なところがありますね😅
ただ、第3話で拓海の父親である文太が認めるように、とっても気の良いナイスガイです。
素直に後輩である拓海のテクニックを認めて、やっかむこともなく、
むしろ、学ぶ姿勢はとっても素晴らしいと思います。
私も優秀な年下の同僚と接する際に、是非、参考にしたい姿勢です😤
これからも池谷先輩失神事件から目が離せません笑。
ではでは。

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