どうも、K.Gです!
今回は、公道レーシングバトル頭文字D (イニシャルD:通称イニD)
First Stage7話目 ”走り屋のプライド” を取り上げます。
7話では、
樹が土下座!?その理由はまさかの…。
拓海、思わぬ人物とエンカウント!などなど、
見どころ満載ですよ🤣

©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画
イニDって何?、イニD 1st Stageのあらすじが知りたいという方は以下のページをご覧ください。
第6話 見どころ

©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画
今回は、
①調子に乗った樹、やらかしてしまう
②ライバル高橋啓介のキツい一言
③仕掛け人は、ガソリンスタンドオーナー!
が見どころの回です😉
第7回では、
拓海が自分自身の気持ちに気付くシーンが最大の見せ場です。
ただ、それで終わらないのが藤原拓海。
走る理由を見つけても、自分が納得いかないと決して86のハンドルを握ろうとしません。
そこで仕掛け人こと、ガソリンスタンドオーナーが大活躍して拓海をその気にさせます。
最後に文太と86の帰りを待ちわびる拓海の姿には、
”あれほど走ることに無頓着だった拓海が、遂に走ることにこだわりを持ってくれたか!!”
と感動ものですよ笑。
それでは、取り上げていきましょう!

©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画
”何だったら、あんたが探している86に連絡つけましょうか?なんたって、俺のマブダチなんでねぇ”(武内 樹)
拓海が働くガソリンスタンドに黒いR32が入ってきて、対応する樹。
32から降りてきたのは、妙義ナイトキッズの中里毅だった。
中里は、樹にここで秋名スピードスターズのメンバーと連絡が取れると聞いたと告げる。
スピードスターズのメンバーだと勘違いされている状況に気を良くする樹。
樹がスピードスターズのメンバーではないことを知らない中里は、
樹がスピードスターズで下り最速の86コンビであることや秋名の86と連絡が取れるということを信じ、86への挑戦を申し込むのだった。
冒頭で触れた、樹の土下座は
ナイトキッズの中里毅に軽々しく言ってしまった見出しのセリフに関係しています😅
お調子者な樹は、中里がスピードスターズのメンバーだと勘違いして、
秋名の86について尋ねてくることに気を良くしてしまいます。
今回の妙義ナイトキッズの中里とのやり取りでは、樹の悪いところが出てしまっています。
これが、樹のやらかしです。
樹の悪いところは、すぐに調子に乗って軽率な行動をとってしまうところですかね。
それでも憎めない、物語上では緊張を緩和させてくれる大切なキャラクターです。
反対に、樹のとても良いところは、
拓海を秋名の86のドライバーとして絶対的に信頼しているところだと思います。
この部分は、他のキャラが弱気になっても、樹はブレることなくどんな強敵でも拓海が勝つと言い切ってくれますし、どんなに周りが悲観的でも樹だけは、最後まで拓海の勝利を疑いません。
そこははっきりしていて見ていて本当に気持ちが良いですね😆
拓海が受けたわけでもないのに、ナイトキッズの中里と拓海がバトルするという噂が広がってしまい、どうしようもなくなってしまった樹は、正直に、拓海に謝ります。
それが冒頭の土下座シーンということです笑。
私は樹をかばうわけではありませんが、素直に謝るところは、エライ!頑張れ、樹!👏
とエールを送りたいと思います😅

©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画
”車を走らせるのが好きなら、それで十分走り屋なんだよ!走り屋なら自分が走り込んで身に付けた技術にプライドも持てよなぁ!!”(高橋啓介)
深夜、拓海がAE86の荷台に豆腐を積み、いつものように秋名山を上っていくと、FCを停め高橋啓介が待ち構えていた。啓介は、妙義ナイトキッズの中里とのバトルの噂を聞き、拓海に会いにきたという。
やる気はないという拓海の言葉に対し、勝負して中里を打ち負かせば良いと迫る啓介。
拓海が啓介には関係ないことだと言い放つと空気は一変し、
”関係なくはない。お前は俺に勝ったんだからなぁ!”と啓介は声を荒げた。
さらに、自分は走り屋なんかではないという拓海の認識に対し、
自分では気付いてないだけで、車を走らせることが好きなんだと続ける。
啓介の痛烈な指摘に驚きを見せるが、そこには気づきの表情も含まれていた。
ここは、熱いです。いやー、名言が出るわ出るわ😚
私の大好きな高橋啓介が拓海に走り屋の本質を語ってくれますよ。
このシーン、啓介は一方的な物言いをしていますが、啓介が拓海を認めているからこそ冷静でいられないというのが伝わってきます。
走り屋という人種が理解できない拓海と根っからの走り屋の啓介。
言い分が全く噛み合わず平行線のままで、最後は喧嘩別れのような形になってしまいますが、
啓介が拓海に走り屋のプライドを持つように言い放ち、拓海が行動を変えるきっかけになります!
(まだ納得し切れない拓海ですが、後述する店長とのやり取りが拓海を変えます😉)
啓介は、”わざわざ会いにきてガッカリしたぜ!”という捨て台詞を残し、
腹を立てて飛び出すように拓海を置いてFDに乗り込んでしまうのですが、
拓海のことをしっかり意識していて、無関心ではいられません。
その証拠に、(少々ネタバレ…)次回の8話でも拓海を見に涼介と秋名山に現れます笑。
拓海も啓介の走り屋としてのプライドに触れ、触発されていく姿が7話最後に描かれています。
それまでバトルに消極的だった拓海が、
父文太が86で出掛けてしまったことでバトルに向かえないことに苛立ちを隠せません。
やはり、高橋啓介は拓海のライバルなんですね!
ライバルの言葉が主人公に成長するきっかけを与えています😁

©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画
”相手は32だし。やめても誰も逃げたなんて思いやしないさ”(ガソリンスタンドオーナー)”逃げる!?”(藤原拓海)

©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画
樹が池谷に拓海の性格について打ち明けるのを耳にしたガソリンスタンドオーナーの立花。立花は、拓海の誰かに強制されるのが嫌で一度言い出したら譲らない性格を父親文太にそっくりだと感じる。
さらに、挑戦されれば受けるのが当たり前という走り屋の暗黙の了解が拓海には理解できないのだと樹が話すのを聞き、立花は納得した様子を見せる。
文太と長年付き合ってきた立花には、拓海をやる気にさせる秘策があった。
妙義ナイトキッズの中里とのバトルの夜。
夜勤を終えた拓海を呼び止める立花。
立花は、負けず嫌いで頑固な拓海の性格を裏手に取り、
R32GT-Rの凄さを語りバトルすべき相手じゃないと説得し始めたのだった。
ここは、頭文字Dの脇を固めるキャラクターが良い仕事をする数あるシーンの一つです。
第3話では父文太が機転を効かせて拓海を高橋啓介のバトルに向かわせました。
第7話ではガソリンスタンドオーナーが拓海をやる気にさせます。
もう一度第3話をおさらいしたい方は下記の記事をご覧下さい😌

今回のオーターが見事な拓海の誘導を見せてくれますが、
樹が受けてしまった点にも触れ、拓海の気持ちに寄り添うように、友達想いもほどほどにしないとと注意します。
オーナーは、年長者からのアドバイスという立ち位置で語っていますが、
呼び掛け、言い回し、話の展開が上手だと感じました🤔
拓海は、天邪鬼(あまのじゃく:言われたことと反対の態度をとる人)なところもあるため、
・友達想いでやるのはほどほどに(今回はやめておけ)
・R32は別格だからやめておけ
・今回はやめても誰もお逃げたなんて言われない
という点を力説されて、まんまとその気になってしまいます。
結果的に、拓海は
”そこまで凄いと言われると逆にやりたくなります”
”俺は別にR32なんて恐くないですよ”
と言ってしまいます。(言わされています笑)
いやー、本当にオーナーはグッジョブですね👍
高橋啓介に走り屋のプライドを持つように言われたことで少し気持ちに変化があっても、
納得できずバトルを受ける気持ちにならなかったのですが、
オーナーの挑発で背中を押され、完全に火を付けられてしまった拓海。
ですが、ここまで2人がしてくれるのも、天才ドライバー藤原拓海の才能に惚れ込んでいるからこそですよね🤭
感想
頭文字Dの1st Stage 7話では、拓海が車の運転が好きなことを認めつつ、素直になれない性格が描かれています。
今回、拓海をバトルに勧誘していたスピードスターズの仲間も拓海にR32との交流戦を勧められません。その理由は、時代遅れのAE86の戦闘力を信じ切れない点にあります。
そんな中で重要な役回りを演じるのが、赤城レッドサンズの高橋啓介です。
高橋啓介は第5話の拓海とのバトルで悔しい思いをしましたが、
誰よりも拓海の腕前を信じています。
ここが、高橋啓介の本当にかっこいいところです😌
自身がドラテクを磨き高いレベルにいるからこそ、
拓海の実力を理解でき、ドライバーとしての本質も知り得るというライバル関係の本質を描いていると思います。
また、7話ではもう1人拓海の背中を押してくれるキャラクターがいます。
それは、拓海がアルバイトをしているガソリンスタンドのオーナーの立花です。
立花は、走り屋としてのプライドに自覚が芽生えてはいるものの、
性格的に素直に売られたバトルに応じられない拓海の背中を彼流のやり方でしっかり押してくれます。
このシーンは、オーナーにあっぱれ!と言いたくなります。
拓海の父親文太と付き合いの長い店長だからこそ、文太と同じ負けず嫌いで頑固な拓海の性格を十分理解しています。
拓海と文太は、本当に周りの人間に愛されているというのがよくわかるシーンです。
このように主人公を取り巻くキャラクターが多様な点も頭文字Dの魅力の一つですね😁
おまけ 拓海、キレてサッカー部の先輩をボコボコに!?
第7話では、拓海が高校2年生のときに上級生を殴り倒した事件から始まります。
第1話から回想シーンや茂木なつきとのやり取りで何度か触れられている事件です。
拓海が当時から茂木なつきに憧れを抱いていたのか、
彼女である茂木なつきとの下世話な話を部室で大ぴらに話す調子に乗った先輩に腹を立てたのかは、わかりません。
ただ、サッカー部でマネージャーだった茂木なつきとよく話していたと友人の樹に話しており、
普段接するマネージャーを変な話題の種にして盛り上がっている先輩に腹を立てたことは、
間違いありません。
これは、男子の部活動ではあるあるではないでしょうか😩
先輩も皆が狙っていた茂木なつきを彼女にできて、自慢したい気持ちもわかりますが、
下品でした。
本当の体育会系なら高校3年生と2年生では相当の体力の差があるかと思いますが、
たぶん、拓海はレギュラーでバリバリのサッカー選手だったのでしょう。
ボコボコにしたという回想が拓海の身体能力の高さを示しています😚
実際に、回想シーンでの右カウンターのストレートは見事です笑。

©️しげの秀一/講談社・エイベックスピクチャーズ・オービー企画